学生ビザ(Student VISA Subclass 500)

オーストラリアに留学する際に必要となるビザです。語学学校・小中高等学校・TAFE・College・Universityを問わず、学生ビザが必要です。2016年7月1日以降サブクラスがS500一つに統一されました。また、今までのAssessment Level(国別の基準)が廃止され、日本からの申請は多少厳しくなったと言えます。

一般的に3ヶ月以下の留学ならば学生ビザは必要なく、ETAなどのVisitorビザでも良いと言われていますが「渡豪の目的に則したビザを取得すること」の原則から言えば、必ずしもOKとは言えません。ただし、現実に3ヶ月以下の留学に関しては問題なさそうです。

学生ビザ発給基準の大きな変更(2016年7月9日アップデート)

2016年7月1日以降、学生ビザ発給の基準が大きく変更されました。
今まで日本からの学生ビザ申請は比較的簡単で、審査も緩やかなものでしたが、今回の改正で厳しくなったと言えます。特に、家族を連れての長期留学に関しては、経済力の証明などの書類提出が必須となっていきます。
最も大きな変更は、ビザ審査において、申請者(学生側)の状況・コンディションだけを審査するだけでなく、受け入れ側の学校のも審査すると言う点です。どういうことかと言うと、学校を審査基準(Assessment Level)で区分けし、ハイリスクスクール(移民局にとって信用度の低い学校)とローリスクスクール(移民局にとって信用度の高い学校)に区分けします。過去に違法就労学生の多かった学校・出席率を正確に移民局に報告していなかった学校・学生管理を怠っていた学校は、全てハイリスクスクール(移民局にとって信用度の低い学校)に区分けされます。
この審査基準(Assessment Level)は4レベルで区分されますが、一般には公開されていません。University(大学)は大方レベル1(移民局にとって最も信用度の高い学校)と考えていいでしょう。私立のカレッジは、一番信用の置かれる学校でもレベル2に属します。

学生ビザ申請者は、この留学先の学校の審査基準(Assessment Level)によって、提出書類が異なることになります。今年度から、移民局のサイトに、提出物確認ツール(Document Checklist Tool)が設けられ、学生の国籍と、受け入れ学校を入力することによって、必要となる提出書類が表示されるようになりました。
今まで、日本人申請者にはほとんどなじみの無い提出書類としてGenuine temporary entrant requirementが追加されます。今までは、中国人やベトナム人留学生など、Assessment Level 3の国の学生に求められることの多かった書類です。基本的に「今回の学生ビザの申請が、オーストラリアに一時的な滞在であることを、理論的に説明せよ」と言うもので、A4サイズで2ページ程度に、英文でまとめて提出します。(細かな説明は下記)
移民局の学生ビザ申請情報ページはここをクリックしてください。

学生ビザ取得に必要となるもの:

− パスポートIDページの認証コピー
− 受け入れ学校のCoE(入学許可書)
− 健康保険加入証明(CoEに含まれる事が多い)
− 財務証明(提出を求められない場合もある)
− CV(英文履歴書)
− 雇用証明書(雇用歴の有る場合)
− 最終学歴証明書(卒業証書・成績表)
− Genuine temporary entrant requirement
− 英語力の証明(入学するコースによる・ELICOSのみの場合は免除)
− 免許書の認証コピー(オプション)
− 戸籍謄本NAATI翻訳(オプション)

ケースによっては複雑な場合もあります。特に小学生の留学に関しては「親の同意書」・「生活費の証明」・「ガーディアンの証明」・「親権所在の証明」の追加書類が発生します。

Genuine Temporary Entrant (通称GTE)

Genuine Temporary Entrant 、通称GTEと言います。今までは、中国人やベトナム人留学生など、Assessment Level 3の国の学生に求められることの多かった書類です。基本的に「今回の学生ビザの申請が、オーストラリアに一時的な滞在であることを、理論的に説明せよ」と言うもので、英文でまとめて提出します。
弊社でも、過去に中国人・イタリア人・マレーシア人・ブラジル人留学生で多く扱っていますが、ケースバイケースで、移民局から求められる記載内容は変わります。ただし、最初の学生ビザを申請する際に記載する内容は主に以下になります。

− コースを選択した理由(Reasons for choosing the course)
− オーストラリア留学を選択した理由(Reasons for choosing to study in Australia)
− 将来の計画(my future career and/or educational plans)
− 現在の自分を取り巻く環境(your circumstances)
− 過去の渡航歴(your immigration history)
− 18歳未満の場合は、ガーディアンや両親に関してのプラン
− その他の関連事項(any other relevant matter)
A4サイズで2ページ程度に、まとめます。

留学費用の証明(Financial Requirement)

移民局が、申請者の留学を総合的に(国籍と受け入れ学校を判断し)ハイリスク申請者と判断した場合は、経済的な証明提出を求めてきます。下記書類の提出が必要になります:
− 航空チケット費用(Travel Expenses)
− 滞在期間中の生活費(Living costs for your stay in Australia)
− 学費(Course fees for the first 12 months of study)
− 本人もしくは両親の収入(Income level of our parents or spouse)
生活費は、最初の1年分に関して証明が必要です。その金額の目安は以下:
− $19,830: main applicant
− $6,940: partner or spouse
− $2,970: for each dependent child
− $8,000: schooling costs for dependent children
日本人の場合「経済証明が求められてくるケースはさほど無い」と考えていますが、家族を連れて留学などでは、求められる可能性が高いです。

英語力の証明(English Requirement)

移民局が、申請者の留学を総合的に(国籍と受け入れ学校を判断し)ハイリスク申請者と判断した場合は、英語力の証明提出を求めてきます。ELICOSのみの留学の場合は大丈夫ですが、メインコースとコンビネーションでの留学となると下記の英語力の証明が必要になります。

Test Score 10 Weeks ELICOS 20 Weeks ELICOS
IELTS 5.5 Average 5 Average 4.5 Average
TOEFL (Paper)* 527 500 450
TOEFL iBT 46 35 32
CAE 162 154 147
PTE 42 36 30
OET B Pass B Pass B Pass

主なコンディション:

学生ビザには以下の条件が付随します:

− 豪州国内滞在中就労できない。入国後、就労許可書を取得する必要アリ。
− 学校・コースを変更する場合は、学校を通して移民局連絡すること
− 必要出席日数を満たす事(原則出席率80%以上)。

よく問題になるのが「留学後に頻繁に学校変える」事です。正当な理由に伴う一度や二度の変更は問題ありませんが、回数を重ねるとビザキャンセルの原因ともなりますので注意しましょう。

有効期限:

CoEに掲載された就学期間に前後一ヶ月程度を足したビザが発給されます。大学などの2~4年コースの場合は2ヶ月以上の余白が付くこともあります。これは卒業後、豪州国内滞在中にS485(新卒者用の暫定就労ビザ)に申請を行えるための時間的余裕を与えてくれているものです。CoEには健康保険費用を学費と同時に支払い、その両方が掲載されますが、ビザの発給に当たっては「健康保険期間」を軸に発給される事が多いと言えます。故に、健康保険のアレンジメントは学校側に任せた方が安全です。

英語力の証明と学校側のCoE発行の責任:

2016年7月1日の改正で、学校側の責任が強化されました。特に、英語力がコースの入学基準にきたしていない場合のCoE発行は、以前より厳しくなりそうです。ELICOS(英語クラス)はその対象ではありませんが、メインコース(Master・Bachelor・Diplomaなど)への入学や英語コースとのコンバインコースの場合、最初に最低限の英語力を証明する必要が義務付けられます。以前は比較的曖昧な部分だったのですが、今回の改正にて学校側も厳密に入学基準を守ることになります。

The genuine temporary entrant (GTE) requirement :

2016年7月1日の改正で新たに加わった条件です。The genuine temporary entrant (GTE) requirementとは、直訳すると「本当に一時的な入国?」という事になりますが、移民局としては「純粋に学生として滞在するのか、なぜこのコースをオーストラリアでしたいのか、母国とのつながりはあるのか、卒業後母国に帰る意思はあるのか」の確認の為にレポートの提出を求めてくるものです。リクエストが来てから28日以内の提出が必要で、A4で2~3ページ程度の内容を提出します。このGTEは昔からあり、Assessment Level 3の国からの学生には、ほぼ義務化されていました。日本人にこのリクエストが出るケースは稀でしたが、今後は頻繁に要求されます。
特に、学士保有者がDiplomaなどのDown Qualification留学を行う場合。豪州国内でセカンドビザを申請する場合。一定の年齢に達した留学希望者が、家族を引き連れての場合、等が対象になりそうです。

その他特記:

原則、18歳未満の子供が豪州へ留学する場合、子供には保護者(ガーディアン)が付く事が義務付けられています。この保護者は本人の親である必要性はありません。豪州滞在の親戚でもOKです。またガーディアン手配業者に依頼する事も可能です。学校によっては校長先生がガーディアンになってくれる場合もあります。ただし、誰でもなれるものではありません。

学生ビザ申請者は、家族をファミリーメンバーとして同時に申請することが可能です。ただし、小中学生など、就学期に該当する子供を同伴させる場合は、子供の学校を手配しないと申請できません。

見積もり無料査定を希望される方は、査定フォームをダウンロードし、情報を書き込みのうえ、ご返信ください。


学生ビザにおけるCTSのサービス内容

サービス内容 - スケジューリング及タイミング指示
- ビザ本申請、その後の移民局との全てのコンタクト
- 申請提出書類リストの作成及指示
- 申請提出書類の作成補助(サンプル渡・プルーフリード・手直し)
- NAATI翻訳手配
- Certified Copy作成(パスポートを除く)
申請代行費用 新規申請(内外問わず):AU$280.00
豪州国内Renew:AU$280.00+GST
Genuine temporary entrant作成:AU$200.00以上(+GST)
GTEレポート作成費用は、申請代行費用とは別途にいただきます。
ガーディアンビザとセットの場合は割安になります。
学生ビザに6歳未満の子供を追加する場合は1人につきAU$50プラス
注意・追記事項 NAATI翻訳費用は別途発生します。 健康上の問題(結核経験・移植経験など)を過去に抱えていた場合は、事前にお教えください。犯罪歴(起訴歴)に関しても同様です。

 

学生ビザの説明は以上です。

 


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