ポイントシステム(2020/2021年度)

2020年7月1日、ポイントシステムに大きな変更は予定されていません。
このポイントシステムは毎年7月1日に更新されます。

対象は以下の3種類のビザ。ただし、一部のSkill(Accountant系・IT系)に関してはプロレイト(Pro Rate)が採用され、パスマークが90-100の間で、インビテーションラウンドによって変動します。現実問題、パスマーク65とは言え、実際にはS189には85ポイント以上必要という状況です。

Subclassビザ名称ビザタイプパスマーク
S189技術独立移住ビザ
Skilled Independent
永住権65
S190州ノミネーション技術移住ビザ
Skilled Nominated
永住権65
S491地方移住暫定スポンサービザ
Skilled Regional (Provisional)
暫定 48ヶ月65
 

ポイントの項目は下記の通り

年齢・英語力・就労経験ポイント

年齢制限は45歳未満です。英語力の詳細はこちらをご覧ください。

 
年齢 18歳以上~24歳以下25
25歳以上~32歳以下30
33歳以上~39歳以下 25
40歳以上~44歳以下15
英語力 Superior English - IELTS 8等20
Proficient English - IELTS 7等 10
Competent English - IELTS 6等0
豪州外職歴 3年のSkill関連職歴を有する。5
5年のSkill関連職歴を有する。 10
8年のSkill関連職歴を有する。 15
豪州内職歴1年のSkill関連職歴を有する。 5
3年のSkill関連職歴を有する。10
5年のSkill関連職歴を有する。 15
8年のSkill関連職歴を有する。 20

学位・学歴ポイント

学位・学歴ポイントは大学以上卒業者には有利なポイント制度です。最終学歴ではなく・最高学歴が認められます。留学でDiplomaを就学しても、日本で学士号を得ていればBachelor Degree(学士号)がポイントの対象です。

学歴 ・ AQFIII/IV completed in Australia
・ Diploma completed in Australia Bachelor・専門学校もしくは高等専門学校等で、Skill Assessment Bodyに「相応の学歴と」認可された場合。
10
学士号以上(修士号)保有者。15
博士号保有者 20

留学ポイント

留学ポイントによって得られるポイントは以下になります。2年間(Degreeの場合は、4セメスター16クレジット:Subject Exemptionは認められない)の正規コース留学(語学留学やPreparationを含めない)にて得られます。 加えて、学校が地方(Designated Area )にあり、2年間その地にて就学及び居住する事によってポイントを得る事ができます。留学ポイントの対象となる条件はこちらをご覧ください。

留学Minimum two years fulltime (Australian study requirement) 5
人口過疎リスト(REGIONAL AREA(※))にある地域にキャンパスを持つ学校で2年以上滞在し・就学。5
PYポイントProfessional Year にて1年プログラムに参加する。IT/Accountantのみ。5
Specialist education qualificationオーストラリア留学にて2年コースのThe postgraduate degree by research (doctorate or masters) を終了した場合。ただし、以下のコースが対象:biological sciences・chemical sciences・earth sciences・mathematical sciences・natural and physical sciences・other natural and physical sciences・physics and astronomy・computer science・information systems・information technology・other information technology・aerospace engineering and technology・civil engineering・electrical and electronic engineering and technology・engineering and related technologies・geomatics engineering・manufacturing engineering and technology・maritime engineering and technology・mechanical and industrial engineering and technology・ other engineering and related technologies・process and resources engineering. コースワークは該当せず。あくまでBy Researchが対称なので注意。 5

その他の要素

2019年に改変された最大の特徴は「単身申請者(10ポイント)」・「Skilled配偶者同時申請者(15ポイント)」・「有英語力配偶者同時申請者(5ポイント)」・「Non-skilled配偶者同時申請者(ポイントなし)」と、申請に載せるSub-Applicant(副申請者:配偶者)の能力によってポイントが異なる点です。単身(独身)申請者に10ポイントと言うのも大きいです。 これは「英語能力・スキルを有しない配偶者を同時申請するアプリケーション」をふるい落とす意味合いが強いです。Skilled配偶者(Skill Assessmentをパス・英語力証明可・45歳未満)を同時申請できるケースは稀です。CTSでも2019年度以降3ケースしかありませんでした。

第二言語オーストラリアの社会言語(英語以外)のNAATI CCL Test合格者5
配偶者.1 配偶者が基本条件(・技能・・年齢・・英語)を満たしている場合。(同性婚もOK)15
配偶者.2 配偶者が英語条件のみを満たしている場合。5
単身申請者
ボーナス
申請に本人以外の家族を含まない。単身の申請の場合。10
州政府指名
S190
技能認定された職種で、州・準州政府よりノミネーション(スポンサー)認可を受けた場合。各州・準州に異なるスキルリストとスポンサー条件がある。176/886対象。5
州政府指名・地方過疎地帯
S491
技能認定された職種で、州・準州政府よりノミネーション(スポンサー)認可を受けなおかつ、地方過疎地帯への受け入れが認められた場合。489申請のみ対象。10
AUS親戚 オーストラリア国内に、申請者または配偶者の親/兄弟姉妹/叔(伯)父叔(伯)母/実子養子にオーストラリア市民権又は永住権保持で在豪者がいる場合。489申請のみ対象。 10